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Marshallsに日本語があるかぎり


2012~14青年海外協力隊員としてMarshall Islandsで日本語を教えていました。マーシャルのあれこれ、日本語教育事情などいろいろ綴っています。
by jpt-in-Marshall
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<   2014年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧


協力隊員として赴く前に読んでおきたい本かも!?

メキシコ旅行中読んでいた本。

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

イザベラ バード / 平凡社



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(画像拝借しました)


知る人ぞ知る女流旅行家イザベラ・バード。虚弱体質だったために療養、というか健康促進のために医師に勧められて旅行に出るように彼女。すっかりはまってしまって挙句の果てには当時「未開の地」だった東北蝦夷へ陸路で旅を敢行してしまうまでに。一人旅、とは言いますがもちろん完全に一人ではなく、通訳兼お世話係の伊藤氏(当時はまだ10代後半だったそうです)とそれぞれの場所で馬子さんとグループで移動していたようですが、文明開化後間もない日本の田舎ですから、西洋人なんて見たことがない人ばかり。行く方々で見世物状態になってしまって閉口したそうです。

そんな彼女が当時の日本の、特に地方の様子をリアルに記録しているのですが(中でもアイヌのコミュニティに関する記述は必読もの)、読んでいて「あれ!?」と思ってしまいました。

イザベラ女史は、日本の地方の集落の多くが不潔であったと書いています。多くの人が皮膚病を病んでいる。それは着物を滅多に変えたり洗濯したりしないからだ、とか。また室内の換気の悪さやノミ、ダニに悩まされるくだりもあります。

あれ?あれれ?

これって、今の協力隊員が任地に赴いて悩まされたり、問題意識を感じることに共通していませんか?

たとえば私がいたマーシャルでも皮膚病を患った子供たちがたくさんいました。
富裕層以外は体を雨水をためたバケツ一杯分の水で体を洗う(ちゃんと石鹸をつける人も多いようですが)か、または海に入って海水浴だけで済ませてしまうか。その海水も首都の中心部の海は大腸菌うようよであまり清潔とは言えません。また歯磨きが全体的に浸透していないので子供でもひどい虫歯を患ったまま放置状態のケースも。
マーシャル人は室内を非常にきれいに掃除をしますが、もちろんダニ・ノミ・南京虫がいるのも事実。

大抵日本人はそういう状況に眉を顰めます。ちゃんと体を洗いなよ、病院に行きなよ。歯磨きしなよ、と思いますし、現にそこに問題意識を感じて啓発活動を行うこともあります。

ただ、そこで忘れてはならないのは「日本も昔々はそういう時代もあったんだ」ということです。つまり、相手をさげすんではいけないということです。
個人的に「発展途上国」だった日本が現在のような先進国に発展したその過程に興味があります。そこに現在の途上国が抱える問題の解決の糸口があるのも事実。協力隊員でいかれる方もそうでない方も、すっかり「きれいな」日本人としてすました顔しないで過去のことも知ることが大事なのではないでしょうか。
あくまで私の意見&私自身への戒めです。あしからず。

by jpt-in-Marshall | 2014-10-25 19:18 | 読書備忘録

Love? letter from RMI

いまさらですが、RMIとはマーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)のイニシアルです。

そのRMIから実は結構前にお手紙が届いていました。
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差出人は私の後任の先生。

授業で習った文型で私にお手紙を送るという粋な計らい。

思えばこの人たちは全くゼロの状態からひらがなを勉強し、ぶーぶー文句を言いながらカタカナへと歩みを進めてきました。
今はもう漢字に入ってるのかな?

生徒の何人かとは今でもFBでつながっているので、さほど距離を感じないものの、やはり南の島での2年間が夢の中の出来事のように思えてしまうのです。

そんな私ですが浦島太郎状態から完全に回復していないまま、社会復帰をしております。
実は先週の木曜日からフルタイムでアルバイトしています。
勤め先はマーシャルにいたころから覗いていてあこがれていたウェブショップモール。
扱っている品物がソーシャルプロダクト(フェアトレード、オーガニック、エシカルファッション、地域振興、復興支援の品物)と時代の先端を行ってます(笑)。
こういう形に問題はないとは言えませんが(問題ないものってないですよね、そもそも)お買い物から意識を変えていこう、世界を変えていこうという取り組みに少しでも貢献できたらと思っています。

かねてよりこちらのほうに自分の行き先をシフトしたかったので、念願かなってうれしいです。

業務的には2日しかたっていませんが、パソコンとにらめっこ。今まで日本語教育業界に10年ほどいたので別の世界が広がっていて新鮮です。

今月は毎週勝負事が入っているのですが、先週は仕事が始まり、落ち着く間もなく来週末にはさらに大きな勝負事がもう一本。仕事も勝負事も頑張ります。

最後になりましたが、手紙を書いてくれた生徒たち、お送りくださった後任の先生にKommol tata!

by jpt-in-marshall | 2014-10-19 18:36 | 帰国後の話

コインランドリーの思い出

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最近協力隊説明会でマーシャルのことをお話ししたり、来月の任国事情@駒ケ根訓練所のための準備をしていたことから、マーシャル時代を懐かしく思い出している自分がいます。
はっきり言っていろいろあったし、どちらかというとストレス溜りまくりで早く帰りたいと思っていたのですが、まあ離れてしまえば懐かしい場所。自分を成長させてくれた場所、色々考えさせられた場所として今は感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな愛のメモリーの中を漂う私ですが、ランドリーの話を綴らせてください。

マーシャルの首都マジュロ環礁の中でも中心部に住んでいた私。赴任先の学校の教員用アパートの一室が私の部屋でしたが、洗濯機なんてものはありませんでした。そのため週に一度大量の洗濯物を文字通り抱えてコインランドリー通いをしていました。

コインランドリーは大体中国人か台湾人が経営しています。
うちの近所には3つほどランドリーが近くにあって割と恵まれていたのですが、お気に入りはメイン通りから少し入ったところにある韓国人が経営するテレビつきのランドリーでした。
なぜかというとそこは電圧をケチっていないので、乾燥機をかけても生乾き、ということが比較的少なかったからです。

一回のお洗濯にかかる費用は、
洗濯機:$1.50
乾燥機:$2.00

乾燥機をかけなければ安く上がりますが、外に干そうものならいつやってくるかわからぬゲリラ豪雨で下手すると永遠に乾かないことも。部屋干しするには量が多すぎる…というわけで赴任して1年たったころから乾燥機も利用するようになりました。洗濯物の量によっては乾燥機を2台使うことも。そうするとお洗濯だけでも結構な出費になりましたが、いたし方がありません。むしろ洗濯機が使える状況にいることがありがたいのですから。

ランドリーにはたいてい大きなテーブルとイスが何脚かあるのですが、そこで待っているとマーシャル人とおしゃべりできたりします。向こうが食べていたスナックを分けてもらったり、一度はある女性が食べていたラーメンを「あなたも食べる?」と分けようとしてくれたことも。これはマーシャルでの作法なのです。公共の場で食べ物を食べるということは人と分けるあるいは分けようとするシェア文化なので。

赴任先の性質上ローカルのふつ~の人たちと接する機会が少なかった私にとっては、貴重な時間でした。英語が上手なおじさんとおしゃべりしていたら、後で店番していた女の子に「あの人悪い人、詐欺師だよ」なんて言われたことも笑

さて、このランドリー(英語ではLaundromat)で思い出すといえば、混雑しているときのマーシャル人のやさしさでしょうか。日によって、あるいは時間によって非常に混雑することがあるわけですが、なにせ大家族のマーシャル人。一世帯分の洗濯物なので大量なんてものではありません。それを家族の男性に運ばせたり、タクシーのトランクに入れて運んできたりするほどなのです。ですから一人で2,3台平気で使います。そうするとあっという間にすべて使用中で待たなければいけないことも。
「あ~、はまっちゃったか~、ちっ!」と心の中で毒づき、不機嫌な顔になってしまうのですが洗濯機は割と早く空きます。問題は乾燥機。マーシャル人も確実に乾かしたいので一人で何台も使うわけですが、こちらは時間がかかるので短気な日本人の私はイライラ。マーシャルが嫌いになる一瞬なのです。

でもそんな時、マーシャル人はちゃんと見ていてくれています。
誰かが2台、3台に洗濯物を入れようとしていると、私のほうを見て「あなた先に使いなさいよ」と言ってくれます。すでに私たちは1台(または2台)使ってるから、というわけです。そういう時、マーシャル人ってやさしいな、とじーんときます。そしてイラついていた自分の小ささを痛感するのです。(ってやっぱり混んでる時に一人で何台も使っちゃいけないので当然といえば当然ですが…)それでも待ってる間にぬくい塩分のにおいを漂わせてラーメン食べていたり、タブレットでムービー見てて自分の時間を思い切り楽しんでいるはずのマーシャル人が、ちゃんと他人のことを考えているところに感動しちゃったりするわけですよ。

まあ、そんなことをつらつらと思い出す今日この頃。

お分かりだと思いますが、ランドリーはマーシャル人女性にとっての憩いの場なんでしょうね。2時間くらい余裕でかかりますが、普段お家で忙しく働いている女の人が自分に戻れる時間、一人の時間を過ごせるのがランドリーなのかもしれません。そんな中短気な自分を捨てられない私は、ほとんど洗濯物をほったらかしにして買い物に出かけていましたが笑。2年間一度も服を盗まれなかったのは奇跡的?心配な人はず~っとその場で待ってましょうね。

ローカルと触れ合える場所としてランドリー通いはおすすめです。ただし、治安のいいランドリーを選びましょうね。下手な場所に行くと酔っ払いにからまれたり、服を盗まれたりしますので。

by jpt-in-Marshall | 2014-10-14 20:26 | マーシャル徒然

協力隊説明会にOGとして参加するの巻

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先週の木曜日と3連休最後の月曜日と続けて協力隊の説明会に参加してきました。

思えばん年前、私もア○バの駅前のビルで開催された説明会に参加したのでした。
その際に日本語教師隊員OGの方々から色々なお話を聴いた記憶があります。

数年たって、今では私がOGとして説明会で「ヤッコエ」だの「マーシャル行くには各島停車の飛行機に乗るんですよ~」などと言いながらマーシャルについてお話ししているのですから、感慨深いといいましょうか、何でしょうか…

木曜日は予想に反して7,8人ほどの方々に囲まれて質疑応答をしながら話を進めていきました。
いや~、いつも倍率の高い日本教育部門とあって、興味を持たれてる方が多いんだな~、と思ったのですが、今日の説明会はほとんど私のところにはいらっしゃいませんでした。でもお一人の方とじっくりお話しすることができたので、それもありかと。

説明会でOBOGは途中から会場に入ります。そこでご来場くださった皆さんの前で一人ずつ自己紹介をします。ちょっと緊張しますが、みなさん任国の言葉を使って個性的にやってくれるので面白いです。
マラウイの一番簡単な挨拶「ボー」(Facebookのいいねの手の形と共に)を覚えました。

JICA関連のイベントに参加すると何が楽しいって、知り合いに会えることです。
今日は会場で同期隊員やマーシャル日本語教師OG、駒ケ根訓練所でお世話になった職員の方に再会することができました。また、再会だけではなくほかの年度のOBOGの方々との出会いもあって任国のことが聞けたりして楽しいのです。ほかの国のOBOGの方々にもマーシャルへ行く方法(アイランホッピング)=各島停車は非常に新鮮らしく、笑われます。
というわけで今日の会場での自己紹介は各島停車をネタにしました。

by jpt-in-Marshall | 2014-10-14 06:49 | 帰国後の話

Global Festaに行ってきました

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今日と明日、日比谷公園が熱い!
というのも国際協力関係の団体が国内外からあまた終結するビッグイベント。特に今年は日本が戦後の復興から「助けられる」立場から「助ける」立場へ移行しつつあった時代から数えて、国際協力60周年ということもあり主催者側の気合もひとしお。オープニングがあのAKB48だったことからもうかがえますね。
ほかにもアフリカのケニアからマサイ族の男性3人を招へいし、民族衣装に身を包んだ彼らと写真が撮れるというパフォーマンスも用意されていました。
私は色々情報収集をしたかったのと、絶対知り合いに会えるという確信があったので足を運んでみました。

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メインエントランスにはデング熱流行を意識してか、虫よけスプレーが大量に用意されていました。スプレーをしていざ出陣!ところがあまりの出展数と来場者数に圧倒されてしまい、何が何だか分からなくなってしまいました。
まずは友達に会うことに。
同期隊員やマーシャルで出会ったOVの方と再会。新たなご縁もあったり、ばったり再会した同期のSVの方。協力隊に参加するのとしないのとではこうもイベントの楽しみ方に違いが出るのかと思ってしまいました。協力隊ってすごいな。
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再会を喜んだあとは、気を取り直してブース拝見。
フェアトレードの民芸品や食品を物色したり、いくつかのNGOやNPO団体さんの活動のお話を聴かせていただいたりしました。もしかしたら今後こう言った方向に進む可能性が高いため、非常に勉強になりました。
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ブースそれぞれのプレゼンも工夫が凝らされていて、民族衣装を着たり、その国の食べ物が試食できたり、伝統文化体験ができたりするものはやはりキャッチーですね。わたしもヘナアートを体験。素敵!
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今は昔と違って幅広い年代から国際協力への関心が高まっていると聞きます。特に若い世代のコミットメントは著しく、以前であれば国際協力やNGOに行く人たちは一部の人、というイメージでしたが、今はごく普通のおしゃれな学生や制服姿の高校生がさらりとやってきて、真剣に耳を傾けている、そんな姿を数多く目にしたのが印象的でした。英語の教科書にもフェアトレードが取り上げられるなど、これらの分野に関心を持つのは何も大人に限らず10代の人たちも多いといいます。社会は変わりつつありますね。これをいい方向にもっていきたい、そんな気持ちです。

Global Festa Siteはこちら→Click here!

by jpt-in-marshall | 2014-10-04 22:19 | これからの世界のことを考える