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Marshallsに日本語があるかぎり


2012~14青年海外協力隊員としてMarshall Islandsで日本語を教えていました。マーシャルのあれこれ、日本語教育事情などいろいろ綴っています。
by jpt-in-Marshall
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カテゴリ:日本語教育@マーシャル( 85 )


マーシャル人日本語TA誕生!

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昨日入ったうれしいお知らせ。

なんと教え子のR君が、母校(つまり私の元赴任先)の英語と日本語クラスのTA(ティーチング・アシスタント)として働くことになったのです。

R君はスピーチコンテストでも優勝し、先日国際交流基金主催の日本研修旅行にも参加してきた、あの、彼です。人一倍日本語や日本文化を学ぶモチベーションにあふれ、4年間本当に一生懸命頑張った彼。
本当はハワイの大学に進学が決まっていますが、研修旅行が大学の新学期と重なってしまったため、1学期分入学を遅らせることにしたのです。日本ではあまりありませんが、アメリカの大学にはよくある話なんだそうです。

それでR君は現在もマジュロの実家に住んでいるのですが、母校でTAとして時間を有効活用するというのです。

特に日本語クラスにTAで入ってもらうというのが、これまでの自分自身の目標でもあったのでとてもうれしいです。
マーシャル人の日本語教師誕生、というのは長いこと協力隊の日本語教師隊員の目標でもありました。日本語が流暢なマーシャル人は数はすくなけれど存在します。しかしその人材が日本語教育に参入することはありませんでした。COOPで2年間教えてきた中で私も何とかマーシャル人に教壇に立ってほしいと画策したこともありましたが、うまくいかず。ただこのR君が将来的にCOOPに戻ってきて先生をやってくれたらな、などと勝手な夢を抱いていました。それがこんなに早く、別の形であっても実現するだなんて!

いろいろ感慨深いものがあります。
確実にマーシャルの日本語教育の動き出そうとしているように思います。

by jpt-in-Marshall | 2014-09-30 09:26 | 日本語教育@マーシャル

さようなら、日本語クラス!

昨日は今学期最後の日でした。今日からは成績優秀者を表彰する朝礼(2時間以上にも及ぶ長丁場)や運動会などのイベントが続きます。私は別件でいろいろ動かなければならないので参加せず。

というわけで生徒たちと時をともにできるのも、昨日が最後だったのです。

もちろん授業なんて野暮なことはやりません。ほかのクラスは中途半端な大掃除をしていましたが、そんないけずなこともやりません。で、何をやったかっていうと…

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さようならパーティー

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私はお好み焼きを生徒たちと作りました。事前にパーティーのことは話してあって、しかも生徒たちには飲み物とスナックを持参するよう伝えておいたおかげか、ちゃんと持ってきてくれた子がいたのがうれしかった。だって、ここの人たちすぐ忘れるんだもん。

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Japanese4クラスの名物生徒R君に至っては、おいしいクッキーを焼いてきてくれました!
そして、このラカトゥー(イケメン)2人はなんとピザを3枚買ってきてくれました。太っ腹!

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お好み焼きもみんな喜んでくれてうれしかったです。
半年以上私をいらだたせてくれたJapanese1のクラスでは、非常によくできる女子がパイナップルケーキを焼いてきてくれたのには感動!
また、いつもお世話になっている日本人の方から日本のお菓子をたくさんいただきました。本当にありがたいことです。おかげで生徒たちもテンションアップ!

そのほかフォトライブラリー。
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Japanese2

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Japanese3

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Japanese4

みなさん、1年間お疲れ様でした。

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そして2年間、ありがとう。

by jpt-in-Marshall | 2014-05-28 18:10 | 日本語教育@マーシャル

FINAL最前線

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ただいま赴任先の高校は学年末試験真っ只中。月曜と火曜を復習日にして、水曜からスタート。
なぜかうちの学校は試験中も何時間も自習時間を設けて、試験はたったの2教科分を一日に行うため、丸4日かかるのです。
たとえば、

8時から自習①
ただし試験中は9時までに来ればいいので、8時から絶対自習というわけではない。

9時から11時まで試験①
9時から20分ほどまた自習
去年初めての学期末試験のとき、当たり前のように9時から試験を始めようとしたら、生徒からクレームが飛んだ。どんだけ自習すれば気が済むんだ!ていうか家でやってこい!と今でも思う。

11時から12時まで自習②
12時から12時50分までランチ
12時50分から1時50分まで自習③
1時50分から3時20分まで試験②

やっと1日が終わる。結構疲れるのです、これが。

が、2日目にして私の担当する日本語クラス分のテストはすべて終了。あとは週明け月曜日のPracticumのプレゼン試験を待つのみ。というわけで明日は学校を飛び出して大使館やらJICA事務所やらいろいろお使いごとに奔走したり、お気に入りの島カフェで残務処理作業を行う予定です。あともう一息、頑張るぞ。

っていうか、生徒が頑張ってます。これは最高学年の日本語クラスの自習風景。
二人仲良く問題を出し合ったり、
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お手製フラッシュカードで復習したり、
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はたまた、一人黙々と復習に没頭したり
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様々です。

冒頭の写真は試験中の一コマ。
ココナッツをのみながら試験監督。そんなのは日本ではありえません。そんな南の島教師生活も残りわずかです。学校終わって帰国までの1か月、何をするのって?それが、実はいろいろあるんですよ。どうやら一見スローに見えるマーシャルは、なかなか私に楽をさせてくれないようです。

by jpt-in-Marshall | 2014-05-23 05:11 | 日本語教育@マーシャル

プロジェクト「二ホンの食べもの」

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お得意の(?)プロジェクトワークですが、「なぜいつもJapanese3と4のクラスだけなの?」と思われた方もいらっしゃることでしょう。それはJapanese1と2クラスがまだ内面的にも学力的にもほかの上の学年と比べて発達段階にあるため、色々な意味で収拾がつかなくなるのを恐れてのことでした。が、やはりずっと教室で授業を受けるだけでは面白くないだろう、と思い直し学年末に日本の食べものについて調べるリサーチプロジェクトを行うことにしました。
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指定された日本の食べものについてPC室で調べて、Japanese1クラスではレポートを提出し、Japanese2クラスではパワポでプレゼンをしてもらうという課題を与えました。これが正解で、みんな喜んで進めていました。各自しっかりリサーチを進めていました。1学期にもこういうのをやればよかったな、とちょっと反省。
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与えた課題は食べ物の英語訳、簡単な説明、歴史、材料とレシピを含まねばならない、というもの。

で、出来上がったのがこれ。
ファイリングしてちょっとした本のような感じに。来年度以降の料理のクラスはここから選んでもいいかもしれませんね。
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そしてプレゼンの様子。普段授業とはまた違った表情が見られて面白かったです。
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面白かったのが、おそばのプレゼンの時に
「ゆでたそばをどうやって冷やすの?」
「冷蔵庫に入れるの?」
といった珍質問が出たことでした。

またまたCOOPの日本語クラスの貴重な財産が増えましたね。

by jpt-in-Marshall | 2014-05-18 12:51 | 日本語教育@マーシャル

最後の調理実習

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今日は学期の授業の最終日でした。来週から復習日2日間を経て水曜から学年末試験が始まります。私のCOOPでの仕事もほぼ終了段階にあります。そんな時期だからこそ、集大成?ということで最後の調理実習を行いました。

Japanese1から3のクラスは焼きそばを、4のクラスでは日本のお菓子ということで白玉団子を作りました。事前に作り方は学習済み。当日は質問されても教えません、と宣言。生徒たちはノートを見たり、ホワイトボードに貼ってあるレシピを確認しながら自分たちで料理を進めていく形にしました。
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今回の調理実習は今までのと比べて格段に改善されて、やりやすかったです。

今までは学校のホットプレートが1台だけしかなくて、結局私が作ってその周りにいる数人がお手伝い、という形でしか行えなかったのですが今回はガスコンロを2台購入し、お手伝いいただいた日本人の方にフライパンとお鍋などの道具をお借りしたことで、大人数のクラスであっても2~3グループに分けて、ほぼ全員が積極的に調理に取り組めと思います。ガスコンロ、買ってよかった!
最後には3グループ対抗で一番おいしい焼きそばを決めるということもできました。
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そして、何より終日赤ちゃんを抱えながらも終日手伝ってくださったMさんには本当に感謝しています。活動2年目は「なんでも一人で抱えてやろうとしない。そのほうがうまくいくことが多いのだから」というのが自分の中のテーマだったので、なるべくいろいろな方々にお手伝いをお願いしてきました。そのおかげもあり今年お手伝いいただいた活動に関してはどれもうまくいった気がします。
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そして調理実習をするたびに実感するのが、教師が授業中に認識する生徒の姿がすべてではないということです。たとえ授業中は態度が悪かったり、あまりできなかったりしても調理実習となると手慣れた手つきで野菜を切り、かつ具材によってフライパンに入れる順番を変えたり、と「おぬし、料理というものがわかってるな」とうなってしまうような腕前だったりするのです。また、黙々と片づけを手伝ってくれたり、最後に「先生、ありがとうございました」と丁寧にお辞儀して帰っていく子がいたり、と新鮮な発見をするのです。ただ、もちろん逆もまたしかりで、普段授業中積極的に発言をするような優秀な子であっても、こういう時はあまり働かず、食べるものだけ食べてあとは、片付けの手伝いもせず写真を撮ったりして遊んでいるような人もいるのです。
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生徒にやらせる(なんだか乱暴な表現ですね)というのはちょっと面倒なところもあり、むしろ自分でやってしまったほうが早いよ、なんて思ってしまうのですがやはり生徒たちが自ら取り組むことが大事なんですよね。というわけで今回は片付けの時にも生徒にああしろ、こうしろ、とガンガン指示を出しました。おかげで時間内に片付けまで終了。すばらしい!

調理実習も含め文化アクティビティーは通常授業をぶっ通しでやるのとはまた違って、結構疲れます。今回も授業がすべて終わった時にはへとへとになりました。

でも、「先生、明日家で作ってみます」とか言われるとやっぱりやってよかったと思うのです。

…調理実習は最後ですが、なんと懲りずにテストの翌日にサヨナラパーティーと称してお好み焼きを作ろうかと考えている私…また、へとへとになるんだろうな~笑、まあでも、最後だしね。

by jpt-in-marshall | 2014-05-17 14:20 | 日本語教育@マーシャル

南国風味の日本の怪談

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活動も大詰めを迎えております。
4月はスピーチコンテストの準備や生徒との練習、そのほかにも集中してやらなければならないことが色々あり、忙しい日々を送っていました。
そんな中、あのスバラシキJapanese4のクラスで問題勃発。前学期の終わりに決めた今年度のプロジェクトワーク、『耳なし芳一』のムービー作成が一向に進まない。脚本や衣装合わせ、カメラコンテなどはできていたのですが、いざ撮影となると学内ではなく生徒の家でやるということでそれはいいのだけれど、いつやるんだ、という問題になる。自然お休みの日に自主的に集まってやるわけだけど、なかなか実行に移せない。この日だね、と決めても当日誰それの都合が悪くなったから延期…というのを何度も繰り返して結局春休みを越してしまった。春休みが終わると残り2か月。卒業生にとってはいろいろ課題提出の締め切りがあったり、日本語のほうもスピーチコンテストがあるから正直この時期に持ち越したくなかったのだ。

業を煮やした私はクラスで言った。

「あの…これ、成績につくからね」

その時の生徒の反応と言ったら腹が立つのを越して、笑えてしまった。

「成績につくなんて、先生言ってないじゃないですか!!そうなら早くいってくださいよ。そうだったら最初から撮影もちゃんとやりましたよ」

あの…授業内でやってるんですけど…授業内のことなんだから全部成績につくでしょう、ふつう?
っていう私の考えがいけなかったようです。
こういうところで教える場合は、成績に響く旨を逐一生徒に宣言しなければならないようです。
一つの教訓。

まあ、とにかく生徒と話し合い、今から映画作成は負担である、ということで絵本作りにシフト。去年の12年生と同じことをする結果になった。
「僕たちのほうがもっと上手ですよ」とのたまう生徒たち…
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集中的に授業3回分費やして、出来上がりました『耳なし芳一』。
映画作成をする、と決めてからちゃんと時代背景やディテールについてリサーチをさせたのですが、映画のために芳一の楽器を琵琶からギターに変えたのですが、なぜかそのまま絵本にも採用。坊主頭のギタリスト。なんだかちょっと不思議なニッポンの怪談に仕上がりました。突っ込みどころ満載です。
できたてほやほやを文具屋にもっていって、さっそくカラーコピーしてきました。
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それでもなんだかんだで現物を見ると嬉しくなるのが人情というもの。生徒も喜んでいたし、私もうれしい。

by jpt-in-Marshall | 2014-05-03 11:45 | 日本語教育@マーシャル

スピーチコンテスト#10

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日本語教師にとって大一番のイベントがスピーチコンテスト。昨日はマジュロで10回目となるスピーチコンテストが開催されました。
10周年、節目の年ですね。今年は今までとは違って、いろいろ改変を行いました。たとえば詩の暗誦は運営側で課題詩を提示したり、18歳以上の部門ではテーマを複数提示したり。結果的に審査がしやすくなったり、今までにない深い内容のスピーチが出てきたりしたのでよかったと思っています。
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また、私にとって1回目のコンテストとなった昨年は決して悪くない結果ではありましたが、やはり自分の指導力不足、1年目の壁を越えることができなくて悔し涙を流しました。それをばねにして今年は、COOP初の18歳以上の部門での優勝を目指していました。この部門で優勝すると日本研修旅行に行けるのです。日本語が大好きで、ずっと一生懸命勉強してきた生徒の夢をかなえる。日本に行ってもらう。これが2年間の活動の中でひそかな目標でもありました。
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ことしのCOOPの出場者は、詩の暗誦個人部門は2名、グループ部門が1組、スピーチ18歳以下1名、18歳以上2名の合計8名でした。練習自体は3月中旬から下旬、つまり春休み前から始めていたのですが、この時期はほかの教科の課題やマジュロ市のバスケの試合などいろいろ重なって、途中挫折者が続出しそうになりました。が、校長やほかの科目の先生たちの協力のおかげで何とかとどめることができました。正直先週までの1か月、本当に心が乱れました(笑)

生徒たちもなかなか完全に覚えられず、あきらめかけた1週間前。いや、教師である私があきらめてはいけない!生徒のせいにしてはいけない!と思い直して、自ら生徒の詩やスピーチを覚えるようにした先週末。最後の1週間で、みんな追い上げました。春休みに離島に帰省して、飛行機が飛ばなくて、やっと1週間前に帰ってきた子も、実は離島で練習していて出場することができました。

そして迎えた当日。集合時間に遅れてくる生徒がいて、しかもふてぶてしくてカッチーン、とくる場面もありましたが、来賓の教育大臣と次官がマーシャリーズタイムで遅刻してくださったおかげで事なきを得ました。

気になる結果は…
詩の暗唱(個人):一人2位を取りました。「自分の感受性くらい」を自分のものにしてパフォーマンスできていたのですが、残念ながら途中とちってしまった。実は練習の間もそういうことがあったので「間違ってもいい、忘れてもいい。大事なのはそれで全部台無しにしないこと、冷静さを失わないこと。自分の発表をすれば点は稼げる」と指導していました。それが功を奏したのか、失敗しても2位。上等です。
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詩の暗唱(グループ):COOP1組だけの出場だったので、自動的に1位。

スピーチ(18歳以下):2位

スピーチ(18歳以上):R君1位、K君3位&審査員特別賞

学校賞:COOP

そうです、R君、1位とりました。
もう一度言います。

1位だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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そう、R君は4年越しの夢を叶えて悲願の優勝&日本行の切符を手に入れたのです。
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K君も将来は環境エンジニアになりたいという夢を持っていて、JICAコラボ授業の環境について学んだことを作文にして、見事3位。しかも特別賞までいただくというダブル受賞。

さらに、10周年ということで学校賞までいただきました。ただし、これは日本語教育に理解を示し、サポートしてくださった校長先生へのもの。いくら日本語教師が一人頑張っても、学校側の理解と協力がなければうまくいかないことも多いのですから、私はそういう身でラッキーだったと思います。ありがたいことです。
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任期終盤となった私にとって、スピーチコンテストの結果は最高のご褒美です。今までの苦労やストレスが吹っ飛びました。私にとってこれは活動の一つの成果だと自負させてください。これで悔いなく帰国できます(笑)やはり、最後まであきらめてはいけないんですね、何事も。1週間前の自分に「あきらめなくて、本当によかったね」と言ってあげたい気分です。

最後になりましたが、出場した生徒たち、本当にお疲れ様でした。みんなを指導できて、よかったです。ありがとう。見に来てくれたほかの生徒たちもありがとう。次は君たちの番だよ。

日本語がわからないのにもかかわらず見に来てくださった校長先生とほかの科目の先生たちにも感謝です。
また、今回はタイムキーパー、写真撮影、審査員補佐、受付、集計の大事なところで協力隊仲間にお手伝いいただきました。貴重なお休みなのに、ほぼ丸一日かかったコンテストに時間を割いていただいたことに感謝です。みなさんのサポートなしではこのコンテストは成り立たなかった!!!やっぱり頼れる協力隊~♡
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そして主催者の大使館スタッフのみなさん、一緒に苦労を共にしたマジュロの日本語教師のみなさん、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。

by jpt-in-Marshall | 2014-04-27 06:59 | 日本語教育@マーシャル

生徒によるマジュロのお勧め

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以前Japanese2のクラスで

「~てください」の文型を練習していた折に、日本人にマジュロのお勧めをこの文型を使って書いてみよう、というタスクワークを行いました。

以下生徒によるマーシャルのお勧め、改め
「マジュロで○○してください」

ローラにいってください。
エネコでおよいでください。
シーカヤックしてください。
ローカルたべものをたべてください。
ニーをのんでください(生のココナッツジュース)。
アミモノをかってください。
ビートをみてください。(クリスマスの集団ダンス)
パンプキンライスをたべてください。
リグウォルをのんでください。

すでにこのブログでも取り上げているものばかりですね。皆様、そんなマーシャルにぜひともお越しくださいませ!

by jpt-in-Marshall | 2014-04-17 05:50 | 日本語教育@マーシャル

彼らの口癖

生徒に日本語を教えてきてほぼ2年。彼らの口癖が耳につくようになってきてしまった。

I have a bad memory.

「記憶力、悪いんです!」

I forgot!
「忘れちゃったんです!(だからしょうがないでしょ!!)」

わかりますよ、ええ。確かに日本語は文字も3種類覚えなきゃいけないし、英語とは全く違う言語体系だし、覚えなきゃいけないことがたくさんあるから負担が重い。大変だってわかってますよ。うん。

でもね、毎日の復習もしないで、冒頭の言葉を逆切れして言われた日には…私だって困っちゃうんですよ・・・とほほ

常套句のようなこの言葉。時には生徒たちも半分冗談で勉強しない言い訳に使ってくるので、そんな時には私も
「でもあなた、自分の名前と誕生日は覚えられるんでしょう?」と言ってやります。
「先生!それは自分のことです!」
「じゃあ、わがことのように一生懸命復習して覚える努力をすればいいじゃないか」
と笑いながら応戦します。

やれやれ、これだから生意気盛りの口ばかりが達者なティーンエイジャー相手は大変なのである。

でもかわいいところもあるので、そんな彼らを教えられるのもあと2か月となるとちょっと寂しい気もする。

by jpt-in-Marshall | 2014-03-31 10:53 | 日本語教育@マーシャル

JOCV特別コラボ授業【糖尿病対策編】

ついに、すべてのコラボ授業が終了。昨年の夏休みに計画して、各隊員仲間と話し合いを重ね進めてきたプロジェクトですが、始まってしまうと本当にあっという間で、こうして無事に3つの特別授業が3月をもって終了しました。
甚大なご協力をいただいた隊員の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。各授業のプレゼンやワークショップの準備、そしてわがCOOPJapanese4クラスへの出張授業。皆様それぞれの活動がある中、こなしてくださったのですから頭が上がりません。

そして最後の特別授業というのが、マーシャルの社会問題でもある糖尿病。
なんと今回は病院勤務の3名の隊員に協力してもらうことがかなったのです。
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1&2回目は看護師隊員による糖尿病の基本情報と対策について。ワークショップでは慎重と体重を量り、BMI値を出すという…

3回目は理学療法士隊員による足の切断に関するレクチャー。日本ではあまり見られませんが、糖尿病患者が多いマーシャルはその気候的な特徴から傷などが悪化しやすく、かつほとんどがサンダル生活なので足の衛生状況もよろしくないため、足の切断を余儀なくされる患者さんが多いのだとか。実際に生徒の近親者の中にも足を切断された方もいるそうです。

そして4&5回目は栄養士隊員による健康的な日本料理と味覚に関する授業。ここで手に入る食材で、ということで決まったメニューが豆腐と玉ねぎ、わかめのお味噌汁と和風パパイヤサラダ、卵焼き。うまく役割分担をしてお料理スタート!
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「いっただっきま~す!」

最後に日本のみりん、ごま油、高野豆腐、ひじきなどを味見する体験を通して、あまい、しょっぱい、からい、すっぱい、にがい、などの味覚を経験してもらいました。また、日本人なら過去に体験したこともある、ご飯をひたすら甘みを感じるまで噛み続けるという実験もやってみました。

比較的富裕層の家庭の子供が通う学校であるということに加え、このクラスは最上級生として非常に意識も高いので、野菜も抵抗なく食べるとのことでしたが、普段の食材はどうやらドーナツやらパンケーキといった油と粉のたべものを常食にしているようです。そんな彼らに少しでも意識改革が起せたらうれしいな。
事実、最近書いてもらったエッセイに糖尿病について触れている生徒も何人かいたのですよね。国としての問題としてだけではなく、自分の問題としても自覚してほしいなと思います。

ともあれ、計画していた特別コラボ授業がすべてつつがなく終わったことがうれしいです。
あらためまして、すべてのコラボ授業にご協力くださった5名の隊員さん、本当にありがとうございました!!!
Kommol tata!!!

by jpt-in-Marshall | 2014-03-29 12:57 | 日本語教育@マーシャル