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日本語教師にとって大一番のイベントがスピーチコンテスト。昨日はマジュロで10回目となるスピーチコンテストが開催されました。 10周年、節目の年ですね。今年は今までとは違って、いろいろ改変を行いました。たとえば詩の暗誦は運営側で課題詩を提示したり、18歳以上の部門ではテーマを複数提示したり。結果的に審査がしやすくなったり、今までにない深い内容のスピーチが出てきたりしたのでよかったと思っています。 また、私にとって1回目のコンテストとなった昨年は決して悪くない結果ではありましたが、やはり自分の指導力不足、1年目の壁を越えることができなくて悔し涙を流しました。それをばねにして今年は、COOP初の18歳以上の部門での優勝を目指していました。この部門で優勝すると日本研修旅行に行けるのです。日本語が大好きで、ずっと一生懸命勉強してきた生徒の夢をかなえる。日本に行ってもらう。これが2年間の活動の中でひそかな目標でもありました。 ことしのCOOPの出場者は、詩の暗誦個人部門は2名、グループ部門が1組、スピーチ18歳以下1名、18歳以上2名の合計8名でした。練習自体は3月中旬から下旬、つまり春休み前から始めていたのですが、この時期はほかの教科の課題やマジュロ市のバスケの試合などいろいろ重なって、途中挫折者が続出しそうになりました。が、校長やほかの科目の先生たちの協力のおかげで何とかとどめることができました。正直先週までの1か月、本当に心が乱れました(笑) 生徒たちもなかなか完全に覚えられず、あきらめかけた1週間前。いや、教師である私があきらめてはいけない!生徒のせいにしてはいけない!と思い直して、自ら生徒の詩やスピーチを覚えるようにした先週末。最後の1週間で、みんな追い上げました。春休みに離島に帰省して、飛行機が飛ばなくて、やっと1週間前に帰ってきた子も、実は離島で練習していて出場することができました。 そして迎えた当日。集合時間に遅れてくる生徒がいて、しかもふてぶてしくてカッチーン、とくる場面もありましたが、来賓の教育大臣と次官がマーシャリーズタイムで遅刻してくださったおかげで事なきを得ました。 気になる結果は… 詩の暗唱(個人):一人2位を取りました。「自分の感受性くらい」を自分のものにしてパフォーマンスできていたのですが、残念ながら途中とちってしまった。実は練習の間もそういうことがあったので「間違ってもいい、忘れてもいい。大事なのはそれで全部台無しにしないこと、冷静さを失わないこと。自分の発表をすれば点は稼げる」と指導していました。それが功を奏したのか、失敗しても2位。上等です。 詩の暗唱(グループ):COOP1組だけの出場だったので、自動的に1位。 スピーチ(18歳以下):2位 スピーチ(18歳以上):R君1位、K君3位&審査員特別賞 学校賞:COOP そうです、R君、1位とりました。 もう一度言います。 1位だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そう、R君は4年越しの夢を叶えて悲願の優勝&日本行の切符を手に入れたのです。 K君も将来は環境エンジニアになりたいという夢を持っていて、JICAコラボ授業の環境について学んだことを作文にして、見事3位。しかも特別賞までいただくというダブル受賞。 さらに、10周年ということで学校賞までいただきました。ただし、これは日本語教育に理解を示し、サポートしてくださった校長先生へのもの。いくら日本語教師が一人頑張っても、学校側の理解と協力がなければうまくいかないことも多いのですから、私はそういう身でラッキーだったと思います。ありがたいことです。 任期終盤となった私にとって、スピーチコンテストの結果は最高のご褒美です。今までの苦労やストレスが吹っ飛びました。私にとってこれは活動の一つの成果だと自負させてください。これで悔いなく帰国できます(笑)やはり、最後まであきらめてはいけないんですね、何事も。1週間前の自分に「あきらめなくて、本当によかったね」と言ってあげたい気分です。 最後になりましたが、出場した生徒たち、本当にお疲れ様でした。みんなを指導できて、よかったです。ありがとう。見に来てくれたほかの生徒たちもありがとう。次は君たちの番だよ。 日本語がわからないのにもかかわらず見に来てくださった校長先生とほかの科目の先生たちにも感謝です。 また、今回はタイムキーパー、写真撮影、審査員補佐、受付、集計の大事なところで協力隊仲間にお手伝いいただきました。貴重なお休みなのに、ほぼ丸一日かかったコンテストに時間を割いていただいたことに感謝です。みなさんのサポートなしではこのコンテストは成り立たなかった!!!やっぱり頼れる協力隊~♡ そして主催者の大使館スタッフのみなさん、一緒に苦労を共にしたマジュロの日本語教師のみなさん、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。
by jpt-in-Marshall
| 2014-04-27 06:59
| 日本語教育@マーシャル
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