Marshallsに日本語があるかぎり


2012~14青年海外協力隊員としてMarshall Islandsで日本語を教えていました。マーシャルのあれこれ、日本語教育事情などいろいろ綴っています。
by jpt-in-Marshall
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いま思うこと

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訓練前からそうだったんですが、日本語教師として協力隊活動を行うことの意味をずっと考えていました。

日本語を教えることが現地の人たち及び現地の社会にどう影響を与えるのか?

たとえば日本に進学や就職を希望する人たちが多いところであれば、それはニーズということになります。

しかし私がこれから赴くマーシャルではそういった人の数はゼロに近いものがあります。
(全くないわけではないようなんですけどね)

協力隊の派遣前訓練でのレクチャーを受けていても、私の中の悶々とした思いは募るばかりでした。

協力隊の日本語教師としてマーシャルに行く意味はあるのだろうか?
私の活動が現地をサポートすることにつながっているのだろうか?

反面「そんなに難しく考えることはないじゃん」と言っている自分もいたのですが・・・

それがちょうど一週間前に行われた「ボランティアスピリット意見交換会②」の時に、なんだか吹っ切れた気がしたのです。

訓練生活を振り返り、以下のことをグループに分かれて話し合いました。

・何のために来たのか
・何をしに任国へ赴くのか
・帰国後はどうするのか
・平成24年1次隊のボランティアスピリットとは何か
・訓練生活についてどう感じたか

「ボランティアスピリット」についてみんなで話していた時に

「向き合っている人、仕事、事柄に一生懸命取り組む」
「ボランティアという言葉に縛られない」
「大きなことをしようとしなくてもいい」
「人に聞くことから始めよう」

という意見が出てきました。

特に「ボランティアという言葉に縛られない」というのは私の中でかなりのヒットでした。

私の願望と相手からのニーズがマッチして、私がマーシャルへ行って日本語を教える。
そのことに集中すればいいのだと、吹っ切れた気がしました。
マーシャルの人を援助するとか技術移転だとかそういうことは、ひとまず脇においておいてもいいんじゃないか、と。

協力隊の活動は、なにも国際援助だけが目的ではないですからね。
もしそうなら最初から学歴も経験も豊富な専門家を派遣すればいいのだし。

若者たちが現地へ行って現地の人とガッツリ付き合って、自分自身を大きくする、
そしてそれを日本で伝えていく

それが協力隊なんだよね、とこの座談会で再確認できたような気がします。
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それから、65日間の訓練生活では、自分の新たな一面を知ることができたと思ってます。

始まる前は団体生活と分刻みのスケジュールに、どこまでついていけるか不安でしたが、意外や意外、みんなといることを楽しんでいる自分がいたのです。

みんなの存在には助けられることの方が多かった気がします。
一人になりたければ、あいている時間にグラウンドや森を散歩すれば、それですっきりします。
もしかしたらこの歳で参加したというのもよかったのかも。
自分の時間とみんなといる時間のバランスがうまく取れるようになっていたから。

一番大きな発見は、「協同作業」の大きさでした。

自分ひとりで考えたりするよりも、仲間と意見を出し合いながら作り上げていく方がより良いものができるということを改めて知りました。
私自身性格的にも、フリーランスという職業的にも一人で何でも進めていくことが多かったので、これは大きな学びでしたね。

そういう意味で「人」っていいよな、と。

ものすごく濃い付き合いをしたけれど、実はたったの2カ月だったんだよね。
これぞまさに「駒ヶ根マジック」ですね。

これからはMarshalls Magicを楽しみにしよう。

by jpt-in-Marshall | 2012-06-16 13:27 | 派遣前訓練@駒ケ根
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