Marshallsに日本語があるかぎり


2012~14青年海外協力隊員としてMarshall Islandsで日本語を教えていました。マーシャルのあれこれ、日本語教育事情などいろいろ綴っています。
by jpt-in-Marshall
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

「異文化」って何?

あっという間に1週間がたちまして、駒ケ根に来てから2週間と3日が過ぎました。

最初に比べたらずいぶん慣れてきました。

今宵も私は訓練所に残留して、いくつか課題と飲み会の企画(笑)などを済ませました。
土曜の夜は講義が終わるや否や、何らかの飲み会に参加する訓練生が多数を占めるので、
訓練所はにわかに静かになります。

わりと社交的な性格ですが、
結構そんなところで一人お部屋にこもって作業するのも結構好きな私。

さて、今日は異文化理解概論という講義についてお話したいと思います。

東京大学大学院総合文化研究科の木村秀雄先生は53年度のJOCVとしてボリビアに派遣されていたこともあるそうです。

午後の前半の時間に行われたBafaBafaというゲームについて(詳細は極秘)の開設に始まり、
今まで発音したことのないアマゾンの原住民の音声の発音など音声学的なお話から、
異文化とはなんぞや、われわれ隊員たちは任国でどういう心構えをしていればいいのか、といった哲学的(?)なお話まで幅広く伺うことができました。

なにより木村先生の個性的な語り口と見事な発音に訓練生から笑いと拍手が沸き起こるほどでした。

いくつか印象に残ったことを記録しておきたいと思います。

①異文化とは何か

異文化という文化は存在しない
結局は「私」ではないものという意味でしかないが、そもそもこの「私」とは何なのか
異文化が異国の文化とは限らない
文化とは固体化してとらえられるものではない
結局は、目の前にあることと向き合って、一つ一つ対応していく中で身につけていくしかない

②理解する必要はあるのか

「心」を理解することに重きを置きがちであるが、心なんてものもとらえようのないもので、
心のシンクロを求めるより、自分と他者との「行動」のシンクロを大切にするべきである

③「好き」より「平気」


違うところへ行って、自分の好き嫌いだけで物事を判断していたら、むしろ限定的にしかとらえられない
好き嫌いを別にして「平気」か否かという観点から初めて「平気」なものを増やし、結果それが「好き」になったらいいよね、という話

④身一つで他者の前に立つこと

最終的には自分の感覚を全開して、一つ一つのことをつかんでいくしかない
究極の方法は、生身の能力を頼りにする

以上の4点が要点かな、と思いました。

そしてレジュメの最後にかかれていた言葉が

「すべてが事前に準備できるわけではない
(しかし)準備しないのは愚かである」


とても素敵な講義でした^^

さて、これから図書室で借りたDVDを見るかな。
明日は温泉だ~^^

by jpt-in-Marshall | 2012-04-28 21:37 | 派遣前訓練@駒ケ根
<< A Beautiful Sunday マーシャル語の勉強を始めました >>