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まずはマーシャル諸島について、概観をつかむべく本を2冊読みました。
唯一と言っても過言ではない、マーシャルに関する書籍です。 マーシャル諸島の中のビキニ島はアメリカの核実験によって被爆しました。 「ヒバクシャ」という日本語はかの地でもそのまま使われています。 そのため、核実験に関してのマーシャル諸島の本は何冊か出ているのですが、 ご紹介した本のように歴史や民俗習慣、観光案内といった内容を網羅しているのは、これ一冊のみ。 (わたしが知る限りですが) マーシャル諸島について少しばかり知ることができたので、次はもうちょっと視野を広げてこちらを。 協力隊でマーシャルに派遣が決まったよ、と友人に言うと 「マーシャル?どこそれ?」 とたいてい言われてしまいます。 いや、友を怒れません。 かくいう私も要請一覧を見たとき正確な位置はつかめなかったのです。 マーシャル諸島は緯度でいえばフィリピンと並び、 グアムからやや斜め下にあります。 一見すると「ああ、じゃあポリネシア?」なんて思ってしまいますが マーシャル諸島はミクロネシア文化圏に属しています。 どう違うの?という質問におおざっぱにお答えするなら 「ミクロネシアが上で、ポリネシアが下」 と言ったところでしょうか? マーシャルだけではなく、ポリネシア全体がどういう歴史的、文化的背景を持つのかを理解するには こちらの本は欠かせませんね。 実を言うとユルは顔が濃い方なので 初めて会う方に「沖縄の方?」とか「南のポリネシアとかミクロネシア系の顔だよね」とよく言われます。 もっと言ってしまうと、旅行すると現地人に間違われ、日本でも外国人扱いされたこともしばしば(爆) そんなわけで、ミクロネシアには妙に親近感を持ってしまいました。 これからも貪欲に情報収集していきたいと思っています。
by jpt-in-Marshall
| 2011-10-04 11:10
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